円高と円安について
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外貨投資を行う場合、「円高」や「円安」といった為替の動きに注目する必要があります。しかし中には、円高や円安の意味を勘違いしている人も少なくありません。そこでまず円高や円安というものがどういうものかを、ここで簡単に確認しておきましょう。
○円高……円の価値が上がること ○円安……円の価値が下がること
これは問題ないと思います。次にドル/円の交換レートを例に挙げて説明します。例えば1ドル=120円の場合、1ドルが120円の価値になるということを意味しています。しかし交換レートは常に変動していますので、1ドル=121円になったり、1ドル=119円になったりします。これが要するに「円安」や「円高」と呼ばれる動きなのです。
円安・ドル高とは?
例えば1ドル=120円だったものが、1ドル=130円になったとしましょう。これは1ドルが120円で交換できていたものが、130円必要になった(10円多くなった)ということです。1ドルと交換するのに、今までよりもたくさん円を支払う必要がある。つまり円の価値が下がったわけですね。これが「円安・ドル高」というものです。
円高・ドル安とは?
一方1ドル=120円だったものが、1ドル=110円になったとしましょう。これは1ドルが120円で交換できていたものが、110円で済むようになった(10円安くなった)ということです。1ドルと交換するのに、今までよりも少ないお金で済むということです。つまり円の価値が上がったわけですね。これが「円高・ドル安」というものです。
○1ドル=120円 → 1ドル=130円
↓
1ドルが120円で交換できたのに、130円必要になった(10円多くなった)!
↓
円の価値が下がった → つまり「円安」
○1ドル=120円 → 1ドル=110円
↓
1ドルが120円で交換できていたものが、110円になった(10円安くなった)!
↓
円の価値が上がった → つまり「円高」
通貨ペアの表記について
○ドルと円の為替レート(例)
通貨ペア BID ASK ※BIDは外貨を売る時の売値
USD/JPY 120.05 120.80 ※ASKは外貨を買う時の買値
※USDは「United States Dollar(米国ドル)」でJPYは「Japanese Yen(日本円)」
通貨ペアの表記では、左側の通貨(USDの方)を基軸通貨と言い、左側の通貨(JPYの方)を決済通貨と言います。左側の通貨1単位が、右側の通貨で幾らになるかというレートを表しています。例えば上の場合では「1ドルを120.05円で売れる」という意味であり、また「1ドルを120.80円で買える」という意味になるわけです。
売値のことを「BID」、買値のことを「ASK(もしくはOffer)」と言います。
対象通貨の価値は相対的
為替は交換レートなので、その価値は相対的になります。つまり円の価値が下がるということは、ドルの価値が上がるということです(=円安)。また円の価値が上がるということは、ドルの価値が下がるということになります(=円高)。だから円安はドル高であり、円高はドル安なのです。ドル/円において、「円高ドル高」なんてことはないわけですね。